■うつ病や神経症とは違うの?
自律神経失調症自体が、明確に確立した「病気」ではないので、明白な差を説明するのは難しいかもしれません。ただ、自律神経失調症では、身体そのものになんらかの不調が現れることが多いですから、うつ病とは投薬や治療が変わってくることがあります。
また、自律神経失調症の原因に「うつ病」が潜んでいることもあるわけです。
■子どもでもなるの?
年齢に関係なく症状が出る可能性があります(赤ちゃんにも起こりうるそうです)
不登校や、めまい、立ちくらみなどが頻繁に起こるお子さんにはその疑いがあるので、ひどい場合はケアが必要と思われます。
■遺伝するの?
親の体質として自律神経を調整する機能が低い傾向を持っていると、それが受け継がれやすい、ということはあるようです。症状自体がそのまま遺伝することはありません。
■症状が出やすい人っているの?
<性格面>
責任感が強く、無理をして頑張る人、まわりの評価や目を気にしやすい人
過ぎたことを悔やむ、落ち込みやすい人、心配性の人
<体質面>
血圧が低い、虚弱体質の人、便秘や下痢をしやすい人、アレルギー体質の人、よく食べるのに全く太らない人、
また、男性よりも女性のほうがホルモンのバランスが変わりやすく、症状が出やすいと言われていますが、最近では男性でも症状を抱える人が増えていると報告されています。
■自立神経失調症は予防できるの?
心理的な関わりも大きいため、絶対的な予防方法はありません。ただ、生活リズムを整えたり、ビタミン類を意識したバランスのよい食事、適度な運動、リラックスする時間を作る、そして、日頃から疲労回復や発想の切り替えなど、セルフコントロールを意識して暮らすことが、症状を出にくくする方法と考えられます。
■治療期間はどれくらいかかるの?
症状によってまったく違いますが、例えば不眠や倦怠などをメインとする症状の場合で、最短3ヵ月サイクルを意識しておくといいと思います。中には年単位で投薬が必要なケースも。ただ薬によっては常習性が懸念される場合があるので、医師から個人に合った治療期間と方法が提示されると思います。